ラブライブ!スーパースター!!2期1話「ようこそLiella!へ!」感想
どうも、わたしです。
取り敢えず、ラブライブスーパースター2期の感想を徒然と書きます。考察はまた別の機会にじっくりと書きたいと思います。
- ⊡ ストレートかつシンプルな内容に好感触
- ⊡ 4人の新キャラについて
- ⊡ 桜小路きな子
- ⊡ 米女メイ
- ⊡ 若菜四季
- ⊡ 鬼塚夏美
- ⊡ ストーリーとリアルでのシンクロ
- ⊡ Welcome to 僕らのセカイ
- ⊡ 1期の感想のおさらいと、筆者の想い
⊡ ストレートかつシンプルな内容に好感触
1期は非常に文芸的な表現が色濃く出ていました。特に、1話から映像的にもキャラの心理がわかるような作りになっていたことに感銘を受けました。
それに比べて、2期の1話は非常にシンプルな作りになっていた、というのが私の印象です。
なんか、こう書くと批判しているように聞こえますが、そういうわけではありませんし、寧ろ褒めています。
というのも、1期は澁谷かのんの内面に迫ったお話だと筆者は思っています。その澁谷かのんの問題は1期でその殆どが解消されましたので、そういう内面に迫るような文芸的描写は2期に至ってはもうくどいですし、ヤボといっても良いでしょう。
ですので、そういった文芸的な描写を削ったのは非常に良かったと思います。
ラブライブって、こういうのでいいんだよ!
そんな風に思いました。
⊡ 4人の新キャラについて
2期と言えば、色々と物議を醸した新メンバーが発表されましたよね。筆者としては正直既存の5人だけでまた新たに1年を描くのはマンネリがあるだろうと思っていたので、アニメのストーリーだけを考えると良い判断だとは思いました。
これについては後述しますが、ひとまず1人ずつキャラの印象や感想を綴っていきます。
⊡ 桜小路きな子
1話を観た印象だと、恐らくこの子が2期生のメインとなるキャラクターなのかもしれません。ともすれば、2期の物語の主人公になる可能性もあるのでは?と考えています。
Twitterとかを見ていると、「国木田を彷彿とさせる」という感想をチラホラと見ましたが、個人的にはそうは思いませんでした。というのも、花丸は「オラ」や「ズラ」という田舎者的方言が出ているだけで、Aqoursメンバー全員が地方の田舎者であることに変わりはありません。そして、きな子は「ッス」などが語尾についてはいるものの、それが特段特徴のある喋り方だとは個人的には思えないからです。
これは後にじっくり考察しますが、「ヒルズ族」など都会的なワードに敏感なことからも、「アイドル」のような煌びやかなものに憧れていたのではないかと思うのです。
1話の時点では、スクールアイドル活動をする動機が少し弱いような気もしますが、今後その部分がもっと掘り下げられることに期待しています。
とはいえ、ビジュアル的にかわいいのは勿論の事、素直な性格が非常に好印象なキャラクターでした。恐らく先輩から可愛がられる後輩になるのではないでしょうか?
⊡ 米女メイ
新キャラについてはPVとか発表時のビジュアルはチェックしていましたが、詳しい設定などについてはあまり触れていませんでした。
メイについては、「なんだか不良っぽい少女」ぐらいのイメージしかありませんでしたが、いきなり初登場時にLiella!の大ファンであることが発覚しました。
ハッキリ言いますが、その時の表情とギャップがメチャクチャ可愛かったです。
いまのところそこまで活躍というか、出番みたいなものが無いにも関わらず、とんでもなくインパクトを残すことに成功していました。まぁ、これはメイに限らず他のキャラクターにも言えることかもしれませんね。
今のところ「ファン」という立ち回りではありますが、ここからどのように加入していくのか非常に気になるところではあります。
⊡ 若菜四季
新メンバーのビジュアルが公開された時に思ったのは、正直言って一番ビジュアル的には好みのキャラクターでした。
ただ、ひとつ不安点があったのは、なんだか無口みたいなキャラクターだったということでした。
そこからどのようにキャラを立てるのか心配ではありましたが、なんと謎の二人三脚メカを使って、きな子ちゃんと二人三脚をするという衝撃のキャラ立てをしていました笑。
あと、普段の無表情とOPの時に見せる笑顔のギャップがたまりませんでした。
筆者的には、この子が推しになりそうですね~笑
⊡ 鬼塚夏美
いきなりこんなこと言うのもなんですが
イントネーションが独特でたまに何言ってんのかわかりませんでした笑
下手をすれば、可可ちゃんよりも聞き取り辛いかもしれません。オニナッツは日本人ってことで良いんですよね?だとすると、あの独特のイントネーションの演技は一体何を狙っているのでしょうか? 別に批判しているわけではありません。純粋に気になっているだけです。
あと、この子キャラ的にはハチャメチャなんですが、きな子ちゃんのアドバイスは非常に良いモノでしたね。
メイちゃんは不良っぽい感じはあるものの、1期生Liella!に対してはめちゃくちゃ従順そうなのに対し、このオニナッツは若干性格やこだわり等の面でひと悶着ありそうな気がします。
⊡ ストーリーとリアルでのシンクロ
詳しくは考察で語ると思いますが、ストーリーとリアルのLiella!が若干シンクロしましたね。
後述しますが、Liella!のパフォーマンスは個人的には非常に素晴らしいものだと思っています。たぶん、ラブライブ!の歴史でも5人のパフォーマンスは過去最高なのではないでしょうか?
そんな最高の状態の中で、加入する4人のプレッシャーと実力差について、アニメのストーリーとリアルが重なっていました。
これも後述しますが、「ラブライブはパッケージビジネス」というものを意識している部分なのかもしれませんね。こういうリアルでの背景を知っているとエモくなれるのもラブライブの魅力の一つだと思います。
⊡ Welcome to 僕らのセカイ
きな子に披露した新曲ですが、これメチャクチャ良くなかったですか?
弱冠きな子の声が入ってるのもポイントなわけですが、これCDにも入ってるんですかね? そして、ライブでもきな子ちゃんの声を入れるんでしょうか笑? そこまでやってくれたら、流石の拘りだと拍手を送りたくなると思います。
……、とまあ大体感想としてはこんな感じですかね。
こっから先は、ラブライブスーパースターという作品と、2期に対する私の想いを、1期を振り返りつつ綴っています。
結構キツイことも言っているので、苦手な方は読まないでください。
⊡ 1期の感想のおさらいと、筆者の想い
まず、1期というか、ラブライブスーパースター(以降スパスタ)に対する私の想いについて書かせてください。くどいですが、結構厳しい事も書きますので、興味のない方やそういうのが苦手な方は目次よりこの項目を飛ばしてください。言ったかんな?
1期は動画でもお話しましたが、澁谷かのんのお話としては非常に良い出来だったと思っています。綺麗な背景画に加え、文芸的な表現も合わさってとても見ごたえがありました。
しかし、明確な不満点もありました。
上の記事でも書きましたが、改めて書かせてください。
不満点というのは、簡単に言ってしまうと
「ラブライブ要素を引きずりすぎた」ことだと思っています。
詳しく書きます。
一番スパスタを観ていて違和感を覚えたのは「廃校問題を出してきたこと」でした。まず、葉月恋から「廃校」という単語が出てきたときにビックリしました。
「何故今更!?」とか、「新設校がいきなり廃校の心配を!?」とか、「そもそも現実世界でそんなことが起こり得るのか?」、「経営が下手すぎるだろ」等々、その瞬間にいろんな事を考えたものです。
とは言え、着地点さえ良ければそれでいいだろうと思っていた矢先に、「葉月恋の父親が学校に寄付してくれた」という、非常にあっさりとしたセリフのやり取りだけでこの問題が解決されてしまいました。
他にもまだ色んなことを書きたいのですが、あまり不満ばかりを言っても仕方ないのでこれぐらいにします。大きな不満点は上記に記したとおりです。この部分だけが「スパスタで上手くいっていない」という印象がありましたので、本当に何故「結衣ヶ丘は廃校の危機がある」という設定を今更持ち込んできたのか、個人的には疑問だったわけです。
その答え、とまでは言いませんが、それが最初に書いた「ラブライブ要素を引きずりすぎたのでは?」ということです。
Liella!は当初メンバーが5人だけという例外はありましたが、アニメ本編の流れとしては先ほど記した「廃校の危機」の他に、「生徒会長がスクールアイドル活動に反対する」などの「お決まり」をしっかりと踏んでいました。非常に穿った考えだというのはわかっていますが、スタッフに「こういうお決まりさえ守っておけばラブライブになるだろう」という安易な考えがあったのではないかと勘繰ってしまうのです。
勿論、そんなことはないとは思うのですが、もし万が一にもそういう想いがあったのなら非常に残念です。というのも、そんなお決まりを踏まなくてもラブライブになること、そしてファンの心を掴めることはアニガサキが既に証明していたはずだからです。
と、何故こんな事を長文で書いたのかというと、2期はそういった不満をリカバリーしてくれるのか?それともまた同じような事をするのか?という期待と不安があるからです。
そして何より、ラブライブはパッケージビジネスであるという事を思い知らされたからです。こういった不満も手伝って、私はLiella!のライブに行く事はありませんでした。というか、行きたかったのですが、優先順位がどうしてもアニメの思い入れが強いAqoursや虹ヶ咲に偏ってしまったのです。本来であればアニメの良し悪しとグループのライブパフォーマンは関係ないはずなのですが、そういった優先順位が如実に反映された事は、ラブライブは声優グループのライブも含めてパッケージビジネスなんだと思うところです。
去年の年末カウントダウンライブの配信を見ていたのですが、Liella!のパフォーマンスは凄まじいものでした。あのライブに限って言えば、Aqoursをも凌駕してのではないでしょうか。
私は一瞬でLiella!の虜になりました。アニメが私にとってもう少し満足のいくものであれば、Liella!をライブで観ていたかもしれない。そんな風に、少しだけ後悔した私がいました。
長くなりましたが、私はラブライブスーパースターという作品が、そしてその作品を代表するグループであるLiella!が好きなのです。だからこそ、2期は本当に良い作品にして欲しい。私を満足させて、気持ちよくLiella!のライブに行かせてほしい。そんな想いをもって、放送日を私は迎えていました。
……以上です。なんか、纏まりのない文章になったと思いますが、そういうのも含めて私の感想です。
色々言いましたが、ラブライブスーパースター2期、そして2期生を迎えての新生Liella!をとても楽しみにしています!!
はい、おわり!!