スクールアイドル研究所

ラブライブシリーズのアニメ考察がメインです。考察という名の妄想ですが……

虹ヶ咲アニメ2期を大予想!! ~たぶん2期はこうなります~

どうも、わたしです。

 

先週の虹ヶ咲4thライブでアニメ2期が4月にスタートすることが発表され、併せてPVも公開されました。

 

www.youtube.com

 

というわけで、今までのラブライブ!や1期の展開、更にはあの大炎上したスクスタストーリーなども踏まえて、2期アニメの展開を大予想してみます。当たるも八卦当たらぬも八卦、あくまで妄想ですからあまり神経質にならずに読んでいってください。

 

 

⊡ PVから大予想

 

まずはオーソドックスにPVからその展開を予想していきます。

 

f:id:Jmusublog:20220304184842p:plain

 

「響け!ときめき」とあります。前回1期は因みに「届け!ときめき」でした。1期と同様に、スクールアイドルとしての「ときめき」を何らかの形で伝える、というような展開になるのは恐らく変わらないと思います。

1期はこのブログで現在進行形で更新中の「今更考察」シリーズにて、ある程度考察済みですね。筆者は考察の中で1期は「優木せつ菜がもたらした影響が、波及的に拡がっていき、人々の日常が変わっていく物語」と、簡単に説明するとそういった物語だと思っています

詳しくはここでは説明しません。興味のある方は以下の記事を参照してください。

 

jmusublog.hatenablog.com

 

1期で優木せつ菜は人々にとってのゲームチェンジャー、そして物語的には狂言回しのような役割を担っていました。そして、2期でその役割は恐らく新キャラクター鐘嵐珠(以下ランジュ)に引き継がれるのでは……というのが筆者の大方の予想です

 

f:id:Jmusublog:20220304190225p:plain

(ランジュ。賛否両論あったキャラですが、なんだかんだ言って筆者は好きなキャラです)

 

ランジュについては、詳しく後述します。ひとまず置いておき、PVを見ていきましょう。

 

f:id:Jmusublog:20220304185825p:plain

 

侑「果てしない、空の向こう。未来へと橋を掛けよう! 行こう!明日へ!」

 

f:id:Jmusublog:20220304185854p:plain

f:id:Jmusublog:20220304185910p:plain

 

このPVの侑のセリフは勿論言うまでもなく1期のOPテーマソングにもなった「虹色Passions!」の歌詞ですね。

 

そして、ランジュが登場して歩夢に抱きつきます。

 

f:id:Jmusublog:20220304185636p:plain

 

セリフは省略しますが、ランジュはどうやら「スクールアイドルフェスティバルを見て日本までやってきた」という流れの様です。ここはスクスタストーリーと一緒ですね。PVを見る限りではスクールアイドル部を設立して同好会と対立するという構図にはならなそうですね。まあその流れが大炎上を引き起こしたので、さすがに同じ轍は踏まないと言ったところでしょうか。

 

f:id:Jmusublog:20220305090116p:plain

 

もう少し詳しくこの部分について筆者の考えを述べます。第1期は前述したように「優木せつ菜の影響が波及的に拡がった」という話でした。そして、最終話ではその影響がひとつの大きな現象となり、スクールアイドルフェスティバルに繋がったというのが筆者の考えです。最終的に多くの人が優木せつ菜(スクールアイドル)になったという言い方も出来ます。

そして、その波は海外にまで広がってしまい、新たなスクールアイドルを引き寄せてしまった……というのが第2期の流れですね(たぶん)。ランジュやミア・テイラー(以下ミア)といった国際色豊かなキャラクターを採用したのはそういった部分を表現する意図もあり、更には虹というDiversity(ダイバーシティ、多様性の意)をさらに広げようという目論見もあるのでしょう。

 

そして、スクールアイドルフェスティバルは早くも2回目が計画されています。

 

f:id:Jmusublog:20220305090746p:plain

 

侑「スクールアイドルフェスティバルは"好き"っていう気持ちさえあれば、だれでも参加できるお祭りにしたいんだ」

 

このセリフは穿った見方をすれば、「誰かを参加させる、させない」といった揉め事のフラグにも聞こえてしまいます。

しかし、侑の気持ちは上記したセリフにあるように、「好きならだれでも参加していい」ということです。恐らくこのセリフはスクールアイドル活動をするべきか、迷っている栞子やミアのためのセリフなのだと筆者は推測します。この2人はスクスタストーリーを読んでいる限りでは、スクールアイドルになるまでに自身の中で中々の葛藤がありました。ランジュにはそういうのはありませんでしたしね。こういった侑の思想が2人の背中を押す……といった展開でしょうか。

 

そして、音楽科に転科した侑も描かれることがPVで明かされました。

 

f:id:Jmusublog:20220305091438p:plain

f:id:Jmusublog:20220305091518p:plain

f:id:Jmusublog:20220305091531p:plain

 

「音楽科も忙しいのに両立できるのか?」という歩夢の心配をよそに、侑は「大丈夫だって♪」と言っていますが、これはどう考えてもフラグにしか聞こえません。

つまり、「音楽科との両立は侑が思うより難しく、空回りしてしまう……」という展開が予想されます。歩夢はそんな侑をちゃんと支えられるのでしょうか。幼馴染としての力量が試されています(笑)。

 

そして、ランジュが意味深な質問を侑に投げかけています。

f:id:Jmusublog:20220305091921p:plain

 

ランジュ「もう一度聞くわ、侑。あなたはどうして同好会にいるの?」

 

このセリフを聞いて、スクスタストーリーを知っている方は一瞬ドキッとしたかもしれません。またランジュが暴走してしまうのではないか……と思われる方もいらっしゃるかも思いませんが、筆者はそうは思いません。

前述したように、1期での優木せつ菜の役割を2期ではランジュが引き継ぐのではないかというのが筆者の予想です。その役割の一つには「侑と歩夢を正しく導く」というものがありました。せつ菜の役割を引き継ぐというこの考察が正しいのであれば、ランジュが恐らく侑がスクールアイドルを応援し始めたきっかけや、想いを再認識させるような役割を果たすのではないかと思います。

 

歩夢「夢は違っても、私はいつだって力になるからね」

 

f:id:Jmusublog:20220305092441p:plain

 

と、歩夢も侑をサポートする姿勢を見せます。1期ではメンヘラ状態を逸脱し成長を見せた歩夢なので、2期では主に侑のサポートに回るのかもしれません。歩夢は一体どのような成長を見せるのでしょうか。歩夢もアニガサキにおける重要な主人公の一人に変わりありませんので、注目していきましょう。

 

PVから予想できる展開はこんなところでしょうか。細かい部分の考察は、Twitterて有志の皆さんが行っているのでそちらも参考にしてみてください。

 

⊡ 歴代ラブライブ!主人公から見る強さの指標と「ショウ・ランジュ」というキャラの役割

 

さて、考察した通りランジュが2期の重要なキャラクターになることはほぼ間違いありません。ですので、ランジュについて考察していきましょう。

 

そもそも、ランジュというキャラはどんなキャラなのでしょうか。

アニガサキから入った方は当然ランジュを知らないので本当に簡単に説明すると、「自分がやりたいと思った事はやり通す」「好きな人に対して積極的。"好き"を表現することをためらわない」と、ポジティヴに書くとこんな感じですが、一方で「非常に我儘で、自分のやりたい事を実現させるために手段を選ばない」というネガティヴな一面もあります。この一面がいわゆる炎上に繋がってしまったので、アニガサキでは多少修正されると思います。

ネガティヴな一面はひとまず置いといて、上記したポジティヴな面にのみ注目してみてください。実はランジュはあるキャラクターに非常に似ています。

そう、アニガサキでは最強キャラクターという位置づけにある「優木せつ菜」と非常に似ているのです。

 

f:id:Jmusublog:20220305093633p:plain

 

スクスタストーリーをまだ引き摺っている方は感情的に受け入れられないかもしれませんが、まあリラックスして読んでください。

 

そもそもラブライブ!シリーズではどんなキャラクターが「強い」と言えるのでしょうか。アイドルに強いもクソもないだろうと思うかもしれませんが、ラブライブ!という大会においてスクールアイドルは「競技」であり、しっかりと各スクールアイドルには実力のようなものが存在することを忘れてはいけません。

アニガサキでは全国大会「ラブライブ」に出場しないという選択を1期でしているので、すっかりこういった部分は忘れられていますが、ラブライブ!シリーズにおいては重要な要素であることには変わりありません。

 

ではアニガサキに囚われず、ラブライブ!シリーズ全体から所謂「強い」キャラクターの特徴をざっくりと考察していくと、ある共通点があります。

 

それは「我儘であること」です。

歴代主人公を見ていきましょう。まずは高坂穂乃果です。

 

f:id:Jmusublog:20220305094918p:plain

 

穂乃果がある程度我儘であるというのは、恐らく多くの方が納得してくれるのではないでしょうか。穂乃果は海未や真姫といったスクールアイドルに乗り気でない生徒達を半ば強引に説得し、メンバーに引き入れます。更には幼馴染のことりの留学さえも中止させてしまうという、我儘を押し通すだけの魅力があるのです。

そして極めつけはこのシーン。

 

f:id:Jmusublog:20220305095037p:plain

 

「雨やめーーー!!」と叫べば、なんと雨が止んでしまうという、天候さえ操る我儘の極致を見せます。

このシーンを見た後で、穂乃果は謙虚だと言うのはちょっと無茶がありますよね。

 

そして、高海千歌です。

 

f:id:Jmusublog:20220305100127p:plain

 

高海千歌が我儘であるというイメージはハッキリ言ってあまりない方が多いと思います。千歌は最初こそ我儘というキャラクターではありませんでした。それどころか謙虚さのようなものも見せますが、ある時からなりふり構わなくなり始めます。

それは第1期8話「くやしくないの?」です。Aqoursは東京大会で1票も支持を集めないという惨敗を喫してしまい、ここからメンバーは「ラブライブ!は勝ち負けがはっきりと結果に出てしまう競技である」ことを認識します。

f:id:Jmusublog:20220305095507p:plain

 

ここから千歌及びAqoursは急成長を遂げます。穂乃果ほど強引ではないにしろ、千歌は貪欲さを見せ始めます。筆者的に印象深いのは2期6話「Aqours WAVE」でしょうか。千歌はある意味封印されていた振付に拘り、ギリギリまで練習をしてバク転を会得しました。

 

f:id:Jmusublog:20220305095933p:plain

 

何かこう書いてしまうとRPGの様ですが……(笑)とにかく、千歌もラブライブ!で戦っていく中で、どんどんと貪欲さを見せ始め、それが実力に繋がっていきました。我儘というよりは、貪欲と言った方がしっくりきますね。

 

余談にはなりますが、2期が待たれるラブライブ!スーパースター!!主人公の澁谷かのんも、千歌と同じような軌跡をたどっています。

 

f:id:Jmusublog:20220305100723p:plain

 

かのんは1期では「やさぐれ状態のマイナス」から、「歌える」というゼロの状態へと戻った……というのが筆者の考察でした。詳しくは12話の記事を参照してください。

 

jmusublog.hatenablog.com

 

かのんは「勝ちたい」という我儘や貪欲さが足りず、サニーパッションに負けてしまいました。最終話で貪欲さを得たかのんは、「新しいわたし」を始めた……というのが1期の大まかな流れでした。

 

とまあ、脱線しましたが、このようにラブライブ!で勝ち残っていく強豪たちに共通しているのは「我儘さ」であったり「貪欲さ」だったりします。だからこそ、アニガサキでは優木せつ菜は「強いキャラ」の位置づけにあり、ランジュもスクスタの設定がある程度残っているのであれば同じく「強いキャラ」として描かれるでしょう

 

好き嫌いは勿論あってしかるべきですが、以上の理由からも、ランジュが非常に重要なキャラとして位置づけられ、更には優木せつ菜の役割を引き継がれるかもしれないことを考えると侑やスクールアイドル達を「導く」存在になることも予想されます。

 

f:id:Jmusublog:20220304185636p:plain

 

スクスタではその強引なストーリー展開から、不遇の扱いを受けてしまったランジュですが、昨今ではその炎上もかなり落ち着き、さらにはランジュを演じる法元明菜さんの努力の甲斐もあって、徐々にではありますがラブライバーから受け入れられ始めています。

そんな本人の努力が最高の形で報われるようなストーリーになることを、いちランジュというキャラを応援する一人として願っております。

 

⊡ おわりに

 

いかがだったでしょうか。

あくまで妄想という名の予想ですし、当たるも八卦当たらぬも八卦です。

ただ前述したように、筆者はこのアニメがキャストの皆さんの今までの努力や愛が報われるようなアニメになることを願っていますし、PVを見る限りでは非常に大きな期待を膨らませています。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期は4月2日から放送が開始されます。今から全裸待機して備えましょう!!

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!

それでは再見(ツァイツェン)!